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雑記

アンサングシンデレラ

テレビドラマや漫画でお医者さんや看護師が主人公なものはたくさんあります。

ですが、薬剤師が主人公のものはほとんどありません。

残念ではありますが、これも仕方ないことかと思います。

薬剤師の仕事を物語にするには、あまりにもつまらないのでしょう。

我々、薬剤師からしたらもっと取り上げてほしいところではあります。

だって、薬剤師が病院や薬局でどういった仕事をしているか知らない人がほとんどだと思うのです。

患者さんにお薬の説明をすることが薬剤師の仕事の80%くらいを占めていると思っていません?

全然そんなことはありません。

患者さんにお薬をお渡しして薬の説明や重要事項の確認などは専門用語で「投薬」と言いますが、薬剤師の仕事の中で投薬の占める割合は2~3割くらいです。

薬剤師の仕事の中で投薬の占める割合は2~3割くらいです。

それ以外は見えないところで、でも大切な地味な仕事をしているのです。

それはおいおい紹介するとして、今回は本の紹介です。



「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」

荒井ママレ 医療原案:富野浩充

徳間書店



 

なんと薬剤師が主人公の漫画です。

主人公は病院に勤務する女性薬剤師。

「アンサングシンデレラ」訳すると「賞賛されないシンデレラ」。

つまり、称賛されることなく縁の下で医療を支えるシンデレラのお話なのである。

薬剤師の仕事がなかなかリアルで、ストーリーも面白いですよ。

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