漢方薬について

漢方は「身体のバランスを整えること」に重きを置いています。

身体のバランスが崩れると、身体の至る所に症状が出てきます。

漢方でのご相談では、

体調や体質をみて、どこのバランスが崩れているかを判断します。

こういった漢方の治療法は、

「病気の原因を見つけること」に特化している病院での治療法とは全く異なります。

このため、西洋医学で治せなかった症状が、漢方でなら治すことができます。

 

漢方が得意なもの
  • 病院の検査では原因がわからなかったもの  

  例: 慢性疲労、不定愁訴、胃腸障害

  • 病気の原因がはっきりしていないもの    

  例: アトピー性皮膚炎、認知症、精神疾患、不妊症

  • 全身に症状が現れるもの          

  例: 婦人病、更年期障害、自律神経失調症、成人病

  • 西洋の医薬品が身体に合わないもの

 

また、癌治療はは西洋と東洋の治療を組み合わせることで、

お互いの効果を高めることが知られています。

 

一方、

原因がはっきりしており、原因を完全に取り除く治療法があるもの

については西洋医学の方が優れており、

お客様で、病院に受診した方が早く良くなると判断した場合は、受診することを勧めております。

 

 

煎じ薬について

漢方薬には大きく2つの種類があります。

煎じ薬

漢方の原料の生薬を煮出して飲む薬 

漢方薬本来の使い方で効果が高い

エキス剤

製薬工場で、煎じ薬から抽出したエキスを加工し顆粒や粉末にしたもの

煎じる手間がいらないため、すぐに飲めるので便利

 

病院でもらう漢方薬のほとんどは「エキス剤」です。

残念なことに煎じ薬を扱っている医療機関はほとんどありません。

奈良漢方薬局のおすすめは断然、「煎じ薬」です。

理由は、その効果の違いです。

「煎じ薬」と「エキス剤」の違いはコーヒーで考えるとわかりやすいです。

「煎じ薬」はドリップコーヒーで、

「エキス剤」はインスタントコーヒーです。

カフェインの効果はドリップコーヒーの方が高いですよね。

 

 

ただし、「煎じ薬」も欠点があります。

まずは、味と匂いです。

コーヒーの例からもわかるように、

「煎じ薬」は味と匂いが「エキス剤」より強いです。

「煎じ薬」は独特の匂いと味があり、

これが本当の漢方の匂いと味です。

ただし、自分に合った漢方薬は

おいしく感じたり、

飲んでいるうちに慣れて飲みやすくなることが多いです。

どうしても飲めないほど口に合わないときは、

漢方薬を変えた方がいい場合があります。

その際は薬局までご相談ください。

 

そして、「煎じ薬」は煎じるための手間が必要です。

「煎じ薬」は1日1回30分~1時間くらい、コトコトと煮出して、

それを3回に分けて飲みます。

これが、忙しい方には手間に感じるようです。

 

ただし、「煎じ薬」の手間に関しては、

自動煎じ器というものが、販売されています。

煎じ器を使えば、

お水を入れてタイマーをセットするだけで、

簡単に「煎じ薬」を作れます。

奈良漢方薬局では「煎じ薬」を始めてみたいという方には

この自動煎じ器を貸し出しております。

もちろん、無料です。

漢方煎じ器 文火楽々

 

私、薬剤師の奈良は漢方が好きで、

漢方薬局を始めました。

これは、漢方専門製薬会社の小太郎漢方製薬株式会社さんの社是ですが、

私が漢方薬局を開いた目的がまさにこれです。

そして、せっかく漢方薬を飲むなら、

より良いものを飲んでほしいというのが私の思いです。

喫茶店のマスターだって、

インスタントコーヒーよりはドリップコーヒーを飲んでほしいですよね。

煎じ器を無料で貸出するのもそのためです。

漢方薬に興味がある方は是非、奈良漢方薬局で漢方をお試しください。

 

また、仕事で忙しいなどライフスタイルの関係で

煎じ薬が難しい方には、早くて楽ちんなエキス剤をおすすめしています。

煎じ薬を飲んだり、飲まなかったりするよりも、

エキス剤を毎日飲むことの方が効果的ですから。

そうした選択ができることも、奈良漢方薬局の特徴です。