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雑記

インフルエンザに効く漢方薬

急に寒くなりましたね。少し前まで半袖だった気がしますがもうコートが必要になりました。

この時期は体調を崩す人が多いです。風邪でみえる人も11月に入ってから増えたなと思います。

娘の保育園でもインフルエンザで休んでいる子がいるみたいです。

11月19日時点で岐阜県のインフルエンザの流行は中レベルとなりました。

 

インフルエンザには「柴葛解肌湯(さいかつげきとう)」がよく効きます。

インフルエンザのように突然の発熱、そして全身症状へ波及し激しさを増した状態に使う漢方薬です。

急な発熱で身体は熱いのに寒い。こういった場合にはまず柴葛解肌湯をまずつかいます。

スペイン風邪が流行した際、浅田宗伯先生の弟子である木村博昭先生は初期から高熱を出すものに、柴葛解肌湯などの処方を証に合わせて使用し、1人も死者を出さなかったという逸話があるほどです。

インフルエンザの漢方薬としては「麻黄湯(まおうとう)」の方が有名ですが、麻黄湯はインフルエンザの初期のみなので、解熱効果をもち初期から後期まで対応できる柴葛解肌湯のほうがインフルエンザには向いています。

病院でもらうインフルエンザの薬と併用し、初期の段階から飲むことで回復を早めてくれます。

 

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