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雑記

竜骨(りゅうこつ)

これまで営業日がわかりづらくよろしくない状態だったので、4月より休業日を日曜日、火曜日、祝日に変更しました。

周知が足りずご迷惑をおかけしましたが、よろしくお願いします。

 先日、家族で福井県に行ってきました。

目的は恐竜。長女(7)が恐竜に興味があるらしく、実物は見せてあげられないけど、実際に存在したんだよと福井県立恐竜博物館へ連れて行きました。

父としてたくさん教えてあげようと思っていましたが、え?なんでそんなに知っているの?ってくらい恐竜に詳しかったです。

「お父さん、昨日もずっとパ “ラ” ケファロサウルスって言ってたけど、パ “キ” ケファロサウルスだからね!」

だそうです。すまぬ。

 

さて漢方薬の原料に「竜骨」という生薬があります。

古代の動物の骨の化石です。名前からして恐竜の骨をイメージしますよね。

わたしも最初そうでした。実際は大型の哺乳類の骨です。

奈良漢方薬局が所有している展示用の竜骨を大学時代の友人の博物館の研究員に見せたら、「名前はわからないけど、なんかの鹿の後ろ脚の関節の骨」って言われました。

やっぱり恐竜の骨ではないみたいです。残念。

 竜骨の効能は沈静、安心(神)薬。

春は心身が乱れることが多く、精神が不安定になりやすい季節です。

竜骨をつかった漢方薬をよく使う時期です。沈静、安心(神)薬には竜骨の他に牡蠣の貝殻でも使います。

まだ解明されていない成分はあるでしょうが、主成分はおそらくカルシウムでしょう。

今でこそイライラする人はカルシウム不足と言われますが、何千年も前にそれにたどり着いた昔の薬師は本当にすごいですよね。

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